海外製エアソフトガンをお持ちで(動かない、飛ばない、)などの話を良く耳にします。残念ながら海外製エアソフトガンのクオリティーは低く、箱だしですぐに使用出来る物の方が少ないのが現状です。また、同じメーカーなのに「今回はここはOKだけどここがダメ」といった具合に個体差が激しく、調整も1丁1丁違う調整を行わないといけない様な完成度が多いです。当店では20年間で培った技術と知識を生かし、エアソフトガンの再調整やカスタムを行い、本来の性能を引き出す作業を行っています。
お困りのお客様、お気軽にお問い合わせ下さい。
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2015年01月20日
マルイ次世代SCAR修理の話②
次世代SCAR修理の続きでっす!
前回はメカBOXの破損及び原因の話をしましたが、今回はいよいよギアロックの原因調査及びその他不具合の確認のためメカBOX内部をチェック!

メカBOXを開いてみて最初にでた言葉は
もともと次世代電動ガンのメインスプリングは自由長が短いんですが
今回のスプリングはさらに短い様な・・・
だって押さえてなくてもスプリングが飛び出してしまう気配すらないんだもん!
と、いうことは・・・あ、いや、
また話がそれそうなんで次へ行きます
次に確認したのはギア関係
ベベル・スパーギアは問題無かったんですが、セクターギアが悲しい事に

わかります?
ピストンを巻き上げる歯の最後の歯が摩耗してます。
このような摩耗の仕方は正常に作動していて消耗したっていう減り方じゃないですよね
以前にも書いたことがあるかな?
こういう場合、大抵ピストンが後退しきれず途中で止まってしまった状態のままギアの駆動力で強引にピストンを解放してしまう。そのためにセクターギア(丸印の部分)が異常に負荷がかかってこのような状態になることが多いですね。もしくはピストンの金属歯の部分が曲がってしまったり欠けてしまったりする場合も考えられるね!
で、ピストンを確認

ピストンの歯には異常は見られない・・・
でも・・・
試しにメカBOXにメインスプリングを入れないでピストンの動きを確認してみると

ピストンが落ちてこない・・・(;一_一)
再度確認すると

上記にあるように、ピストンが後退していくとある場所から異常に重くなってしまう
ピストンを確認してみるとなんとなくLAYLAXっぽいんですが、今までLAYLAXのピストンを組み込んで、こんな事はなかったんで、並べてみると

写真上がLAYLAX、写真下が入っていたパーツ
違いがわかりますね~
まぁ、おそらく海外製でしょうね(悲)
て事で、ギアロックの原因はピストンのレイル幅がメカBOXと合っておらず、後退時、一定の場所まで下がるとピストンがメカBOXにはまってしまう様な状態になり、駆動の力で強引にピストンを解放してしまっていたんでしょうね。当然ピストンが解放されてもピストンの前進スピートは安定せず、何度かは駆動していたのでしょうが、そのうちピストンとセクターギアのタイミングがずれてしまいギアロックという症状になってしまったんでしょうね。
状況をお客様に連絡して、原因などを説明させて頂いたんですが、何故だか大笑い!
お客様自身も壊れてしまったのか?? でも、安心して下さい。
この電動ガンはきっちり修理させて頂きます(^。^)
余談ではありますが、最近、他店で行った後の修理依頼で、「何度直しても壊れてしまう」という問い合わせが増えてきている様な気がします。
そのお客様に共通している事が「なぜ壊れたか?」「こう直した」などの説明を受けていないのか?もしくはお客様が聞いていないのか?ご自分のエアガンの症状を把握していない事です。
壊れる原因は必ずあります。
修理やカスタムを依頼した時は必ずお店の方に聞いた方が良いですね。また、海外製パーツを使用する場合はほんと気をつけないと怖いっすよ!たしかに安価で良いのですが、しっかり組み込まないと逆に高くつきますよ!!
前回はメカBOXの破損及び原因の話をしましたが、今回はいよいよギアロックの原因調査及びその他不具合の確認のためメカBOX内部をチェック!

メカBOXを開いてみて最初にでた言葉は
スプリングのテンション軽ッ!
もともと次世代電動ガンのメインスプリングは自由長が短いんですが
今回のスプリングはさらに短い様な・・・
だって押さえてなくてもスプリングが飛び出してしまう気配すらないんだもん!
と、いうことは・・・あ、いや、
また話がそれそうなんで次へ行きます
次に確認したのはギア関係
ベベル・スパーギアは問題無かったんですが、セクターギアが悲しい事に

わかります?
ピストンを巻き上げる歯の最後の歯が摩耗してます。
このような摩耗の仕方は正常に作動していて消耗したっていう減り方じゃないですよね
以前にも書いたことがあるかな?
こういう場合、大抵ピストンが後退しきれず途中で止まってしまった状態のままギアの駆動力で強引にピストンを解放してしまう。そのためにセクターギア(丸印の部分)が異常に負荷がかかってこのような状態になることが多いですね。もしくはピストンの金属歯の部分が曲がってしまったり欠けてしまったりする場合も考えられるね!
で、ピストンを確認

ピストンの歯には異常は見られない・・・
でも・・・
このピストンが怪しい(-"-)
試しにメカBOXにメインスプリングを入れないでピストンの動きを確認してみると
驚!!!

ピストンが落ちてこない・・・(;一_一)
再度確認すると

上記にあるように、ピストンが後退していくとある場所から異常に重くなってしまう
コレだ!!!
ピストンを確認してみるとなんとなくLAYLAXっぽいんですが、今までLAYLAXのピストンを組み込んで、こんな事はなかったんで、並べてみると

写真上がLAYLAX、写真下が入っていたパーツ
違いがわかりますね~
何処のだ???
まぁ、おそらく海外製でしょうね(悲)
て事で、ギアロックの原因はピストンのレイル幅がメカBOXと合っておらず、後退時、一定の場所まで下がるとピストンがメカBOXにはまってしまう様な状態になり、駆動の力で強引にピストンを解放してしまっていたんでしょうね。当然ピストンが解放されてもピストンの前進スピートは安定せず、何度かは駆動していたのでしょうが、そのうちピストンとセクターギアのタイミングがずれてしまいギアロックという症状になってしまったんでしょうね。
状況をお客様に連絡して、原因などを説明させて頂いたんですが、何故だか大笑い!
お客様自身も壊れてしまったのか?? でも、安心して下さい。
この電動ガンはきっちり修理させて頂きます(^。^)
余談ではありますが、最近、他店で行った後の修理依頼で、「何度直しても壊れてしまう」という問い合わせが増えてきている様な気がします。
そのお客様に共通している事が「なぜ壊れたか?」「こう直した」などの説明を受けていないのか?もしくはお客様が聞いていないのか?ご自分のエアガンの症状を把握していない事です。
壊れる原因は必ずあります。
修理やカスタムを依頼した時は必ずお店の方に聞いた方が良いですね。また、海外製パーツを使用する場合はほんと気をつけないと怖いっすよ!たしかに安価で良いのですが、しっかり組み込まないと逆に高くつきますよ!!
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