海外製エアソフトガンをお持ちで(動かない、飛ばない、)などの話を良く耳にします。残念ながら海外製エアソフトガンのクオリティーは低く、箱だしですぐに使用出来る物の方が少ないのが現状です。また、同じメーカーなのに「今回はここはOKだけどここがダメ」といった具合に個体差が激しく、調整も1丁1丁違う調整を行わないといけない様な完成度が多いです。当店では20年間で培った技術と知識を生かし、エアソフトガンの再調整やカスタムを行い、本来の性能を引き出す作業を行っています。
お困りのお客様、お気軽にお問い合わせ下さい。
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2011年08月22日
RS SVD ドラグノフ調整作業



Real Sword製SVDです。
今回の依頼は「弾道が安定しないので何とかしてほしい。」との事でした。
試射テストをしてみたところ、たしかに安定していない。
これでは本来の「スナイパーライフル」として使えそうにないですな。
一通り機構をチェックして分解作業に・・・

メカBOXを取りだした状態です。
Ver3に似てますが一応RSオリジナルですね!
あれっ・・・

配線が逆についてました。
まぁ、これには理由があるんですけどね(笑)

メカBOXを開けた状態です。
お気づきだとは思いますが、ギアが4個・・・
・・・っていう事は、「モーターを逆回転させないといけない」
だからモーターに付いている配線が逆になっていた訳ですな!

RSのギアです。
これは交換不可かな?

シリンダー「でかっ!」
そして「ながっ!!」
写真上がマルイ純正、明らかにサイズが違う。

径もこれだけ違いました。
当然ですが交換不可です。

ピストンは試してはいないですが、もしかしたらPSG-1用が流用できるかも・・・?
RSのSVDの調整は
一言でいうと
丁寧に組む!
って事です。
なんとなくですが、各パーツの寸法が微妙に合ってない気が・・・
そして
「弾道が安定しない」の最大の理由は
「ピストン」
かと思われます。
ピストンのみをメカBOXに組み込み、作動チェックしたところ
「動かない!」
メカBOXのピストンレイル部とピストン側のレイル部が
合っておらず、手で引っ張ってみると
「かなりキツい!」
おそらくモーターの力やメインSPの力で動いてはしまうのでしょうけど、
メカBOXに締め付けられ、ピストンにかなりの負荷がかかってしまい、
ピストンの前進スピードが遅く、さらに前進スピードが不安定になって
「弾道が安定しない」という症状になってしまったと考えられます。
RSの電動ガンは他にも調整修理しましたが、ピストンに関しては全部同じ症状でした。

ここもしっかり気密調整をして
本体に全てを組み込み完成!
初速93m/sで安定
ロングレンジで試射ところ弾道も安定しました。
もう一度いいます。
RSの電動ガンの調整のコツは
「丁寧に組む!」
ですよ!
セクターチップについて
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電動ガンのグリップの話
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東京マルイ電動ガンのピストンの話【要チェック!】
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