海外製エアソフトガンをお持ちで(動かない、飛ばない、)などの話を良く耳にします。残念ながら海外製エアソフトガンのクオリティーは低く、箱だしですぐに使用出来る物の方が少ないのが現状です。また、同じメーカーなのに「今回はここはOKだけどここがダメ」といった具合に個体差が激しく、調整も1丁1丁違う調整を行わないといけない様な完成度が多いです。当店では20年間で培った技術と知識を生かし、エアソフトガンの再調整やカスタムを行い、本来の性能を引き出す作業を行っています。
お困りのお客様、お気軽にお問い合わせ下さい。

2014年01月23日

ピストンの話

前回次世代M4のピストンクラッシュ改善作業のお話をしましたが、海外製エアガンをカスタムする時に強化ピストンに交換される方は多いと思いますが、一番気をつけなきゃいけないことは









相性です!!










海外製エアガンのメカBOXは個体差がさまざまなもんで、「国内製のピストンだから大丈夫。」と思って組み込み、いざ試射してみると「初速が出ていない、弾道がバラバラ。ここまでならまだ修正できますが、あっという間にピストンクラッシュしてしまう場合も少なくありません。
もちろん国内製に限らず海外製ピストンも同じで、海外製は特にチェックしてから組み込まないとクラッシュの恐れが大きいですね。








じゃぁどうすれば・・・?










組み込む前にピストンの作動確認は絶対です。
グリスUP前にメカBOXにギアを組み込み、セクターギアにピストンのみをセットしてメカBOXを閉じ、しっかりネジで固定します。
この状態で「ピストンがスムースに動くか、前後左右のアソビが大きくないか」を確認します。
この時にピストンの動きが硬い場合はピストン側のレール部が当たっているのか、セクターギアとピストンギアの間隔が合っていないのか確認する必要があります。

また、ガタツキが大きい場合は、それだけギアとピストンギアの掛かり具合が悪くなるので当然ピストンクラッシュの原因となりやすいです。


当店では数種類のピストンで相性を確認します。
それでも合うものが無い時などはピストンの加工調整を施し組み込むようにしています。


海外製強化ピストンはピストン自体にも個体差があるので
「前回組んでみて大丈夫だったから今回も・・・」
もしくは
「国内製強化ピストンだから大丈夫」









あま~い!!(懐)










海外製エアガンは結構な頻度でピストンの動きが渋かったりガタツキが大きかったりするので気をつけて下さい。









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Posted by 店長  at 12:17 │Comments(0)カスタム日誌

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