海外製エアソフトガンをお持ちで(動かない、飛ばない、)などの話を良く耳にします。残念ながら海外製エアソフトガンのクオリティーは低く、箱だしですぐに使用出来る物の方が少ないのが現状です。また、同じメーカーなのに「今回はここはOKだけどここがダメ」といった具合に個体差が激しく、調整も1丁1丁違う調整を行わないといけない様な完成度が多いです。当店では20年間で培った技術と知識を生かし、エアソフトガンの再調整やカスタムを行い、本来の性能を引き出す作業を行っています。
お困りのお客様、お気軽にお問い合わせ下さい。

2011年08月19日

VFC SCAR-H給弾不良解消作業

VFC SCAR-H給弾不良解消作業

VFC SCAR-H給弾不良解消作業

VFC SCAR-Hのユーザーさんの一番の悩みは
やはり給弾不良じゃないでしょうか?

当店でもそのような相談が多く入ってきています。


VFCのSCAR-Hはノズルが長く、マガジンを装着した時に
マガジンのバネテンションで、BB弾がノズルを
押し上げてしまい、ノズルがチャンバー内にBB弾を
送り込めなくなってしまう為に起きてしまう症状のようです。
メーカーも、ノズルがなるべく押し上がらない様に
ブロックが入っているのですが、やはりそこは海外製!
マルイ製の様なクオリティーは無く、ノズルが上下左右に
動いてしまいます。








では・・・どうしたらいいのか・・・?










「ノズルが動かない様にすればいいんでしょ!」








って一言では終わらないんです。



何処をどうすればいいのか・・・?



って、まず気になるのがタペットプレート
のノズルを引っかける部分


この部分の幅がノズルの幅と合って無く
かなりガタガタ状態!
これも原因の一つだと思われる・・・


VFC SCAR-H給弾不良解消作業
・・・というわけで、まずこのガタツキを
無くす為に、タペットプレート側の溝を調整!
薄いプラ板を貼った状態。

VFC SCAR-H給弾不良解消作業







写真の様に、タペットプレートの溝前方に貼りました。


VFC SCAR-H給弾不良解消作業








しっかり乾いたら整形です。
けっこう細かい作業なので少しづつ整えて行きます!

仕上げはもちろん「ヤ・ス・リ!」



VFC SCAR-H給弾不良解消作業



完成写真!


ん?、良く見えない??










では、アップで!!




VFC SCAR-H給弾不良解消作業




VFC SCAR-H給弾不良解消作業

実際に組み込んだ状態の写真です。
加工前に比べかなりガタツキは無くなりました。

VFC SCAR-Hの個体差にもよりますが
今回の個体はこの作業で給弾不良がかなり解消されました。



しかし・・・



これだけでは給弾不良が解消されない場合もありました。
今回紹介させていただいたのはほんの一例です。









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Posted by 店長  at 14:09 │Comments(0)カスタム日誌

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