海外製エアソフトガンをお持ちで(動かない、飛ばない、)などの話を良く耳にします。残念ながら海外製エアソフトガンのクオリティーは低く、箱だしですぐに使用出来る物の方が少ないのが現状です。また、同じメーカーなのに「今回はここはOKだけどここがダメ」といった具合に個体差が激しく、調整も1丁1丁違う調整を行わないといけない様な完成度が多いです。当店では20年間で培った技術と知識を生かし、エアソフトガンの再調整やカスタムを行い、本来の性能を引き出す作業を行っています。
お困りのお客様、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年01月19日

マルイ次世代SCAR修理の話①

ある日、一通の問い合わせがありました。
お電話の内容は、次世代SCARの修理の相談で、話を聞くと、他店にてカスタムを行ったのですが、
すぐに壊れてしまい何度も修理してもらうのですが全然良くならない・・・
最終的には「使い方が悪いのでは?」と言われ、もうサバゲーをやめようか・・・と考えたぐらいだそうです。

どこがダメだったのか

なにがどうして壊れたのかを聞いたのか?もしくは、修理が上がってきた時に
説明してもらったのか尋ねると、「交換したものは聞きました。」






う~ん(;一_一)







解決にはなっていない様な気がしますねぇ~



そしてお客様からこんな質問・・・

カスタムすると壊れやすいんですか?
こんなもんなんですか??






エッ!(゜_゜>)







そんなことはありません。
一度見させて下さい。




そんなやりとりののちにお客様が来店し、銃をお預かりさせていただきました。


さて、ここからが本題です。
当たり前ではありますが、当店では最初に故障の原因はどこなのかを調べる事から始めます。
お客様から現状の状態は聞いていましたが、確認のためにドライブしてみると
「カツッ」てモーターは駆動しようとしているのですが、ギアがロックしていて作動しない状態でしたので
ギアロックの原因を探るべく分解し、メカBOXを取りだしました。


メカBOXを取りだして最初に目に飛び込んできたのが




オーッ!メカBOX後部が欠けてしまってる
のちにお客様から聞いたのですが、メカBOXが欠けたのは2度目だそうです
???
って事は、前回の修理の時になぜ欠けてしまったのかを確認せず、メカBOXだけ交換して
直りましたって事???
いくらリコイルウェイトのでのメカBOXへの負荷はあるにせよ、そうそう欠けません。

ふとリコイルウェイト後部のスプリングに目をやるとなんとなく違和感が・・・


ちょっと分解してみると・・・









お、折れてる・・・








このスプリングはリコイルウェイトの衝撃を緩和させるために入っているスプリングなので
これが折れてるとメカBOXにかかる衝撃は・・・
おそらくメカBOXが欠けているのはこれが原因と思われます。

なぜ破損したのか、今回の場合で言えば、なぜメカBOXが欠けたのか?の原因を見つけず
目についた破損個所だけを直す(メカBOX交換)と当然ですが同じ症状がでるのは






あ・た・り・ま・え







あたりまえ~~(=_=)



ギアロックの原因の前に他の故障の話になっちゃいましたね~
次回、いよいよメカBOX内部の調査結果をUPしますのでお楽しみに(*^_^*)




  


Posted by 店長  at 16:57Comments(0)カスタム日誌