海外製エアソフトガンをお持ちで(動かない、飛ばない、)などの話を良く耳にします。残念ながら海外製エアソフトガンのクオリティーは低く、箱だしですぐに使用出来る物の方が少ないのが現状です。また、同じメーカーなのに「今回はここはOKだけどここがダメ」といった具合に個体差が激しく、調整も1丁1丁違う調整を行わないといけない様な完成度が多いです。当店では20年間で培った技術と知識を生かし、エアソフトガンの再調整やカスタムを行い、本来の性能を引き出す作業を行っています。
お困りのお客様、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年06月27日

STAR製SCARのメタルチャンバー組み込み


こんにちは~!

今日はSTAR製SCARにVerⅡ用メタルチャンバー組み込みのお話をご紹介します。
STAR製SCARは「初速が上がらない」「弾道がバラつく」といった症状をよく耳にします。
アウターバレルが実銃同様本体から抜ける様になっているのですが、インナーバレル&HOPパッキンもアウターバレルと一緒に外れてしまいます。
また、チャンバー部はメカBOXに固定されていて、アウターバレルがしっかり固定されていない限り構造上、気密がしっかり取れず、「初速低下」や「弾道のバラつき」といった症状が発生してしまうと思われます。
 
 
チャンバー部の拡大写真です。
アウターバレルにインナーバレル&HOPパッキンが入っているのが判りますでしょうか!チャンバー部にはHOPパッキンクッションラバーが外れない様に入っています。
この構造ですとアウターバレルが前後に少しでも動いてしまえば当然ですがノズルとの密着性が損なわれてしまいます。









アウターバレルにVerⅡ用メタルチャンバーを組み込みました。
接合部分はオリジナルで作製!

これにより、アウターバレルのワンタッチ脱着は出来なくなりますが、あくまで性能優先で行きたいと思います!








 
メカBOXとチャンバーの組み込み写真です。
メカBOXとチャンバーの間にスペーサーを作製し、チャンバー部のポジションを調整!












仮組みでアッパーレシーバーを組んだ状態!
収まりもバッチリ決まり大満足!

すべてを組み込み作業終了!
バレルのガタつきも解消され、チャンバー部の気密もとれる様になりました。

今回の作業は写真では写らない内部に自作パーツが組み込まれていて、見た目よりかなり大掛かりな作業となりましたが、依頼者様に満足頂けて、苦労した甲斐がありました(笑)。
  


Posted by 店長  at 13:12Comments(0)カスタム日誌